復帰の狼煙～ジャルム・スーパーの女～

2019年７月１日(月)。

過去の活動記事エピソードを書き終え スト 熱が再燃したところに、偶然 なお吉さん (@naokichi_a30)の来県も重なり、夜の片町に 出撃 した。

19時半、いつもの「８番らーめん」で 合流 。

なお吉さんとKP！ pic.twitter.com/YTDZuNbwzj

— 旅ナンパ師 錬(REN) (@renkabane) July 1, 2019

食後には、小藪こやぶ(@kanazawa_nanpa)とも合流。

小藪は私を見るなり、「錬さんがストるの珍しいですね。“エアナンパ師“だと思っていました。」と軽く煽ディスってくるｗ

「ぐぬぬ・・・！」

悔しいが何も言い返せなかった。なぜなら私は今年１度もここで出撃していなかったのだ。

汚名返上するには今夜 即 るしかない。そして、今後の活動への復帰の狼煙のろしとしたい。

ただ、久々のストは不安ばかりで、特に 地蔵 が心配だった。なので、予め オープナー を用意しておくことにした。

それが、コレ。

氷室万頭ひむろまんじゅうッ・・・！

使い方はシンプルで、「今日は”氷室開き”なので一緒に食べませんか？」と訊くだけだ。

これを小藪に伝えると、

「ネタナンパですか？そんなのローカルじゃ流行りませんって。」と一蹴される。

「ぐぬぬ・・・！」

こうなれば結果を出して黙らせるしかない。

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20時半。拠点ゾーンへ。
(片町でナンパするには→リンク：金沢ストリートナンパ。～片町と金沢駅の昼スト夜スト～)

すると、早速向かいから私好みの「黒髪ショート」 案件 が歩いてきた。すかさず横に並び、 声かけ  。

「こんばんは。どうスかコレ。一緒に。」

言葉には無反応だったが、見せた万頭には目を向けてくれた。

「今日限定なんスよ。“はんぶんこ“しません？」

「www お万頭持ってナンパしてるんですか？w」

刺さるwww しかも案件自ら立ち止まる・・・！

(↑案件自ら立ち止まるのは、即の“強演出“だ…！)

案件は飲み帰りらしく、ほろ酔い状態だった。

「もう一杯だけ呑んでこ！積もる話もあるだろうし。」

「初対面の人に積もる話なんてないですからｗ 私タバコ吸えるお店が良いです。」

と、すんなりオーケー。近くのチェーン系の居酒屋に 連れ出し 、乾杯。

案件はカクテルをひと口飲むと、「今日、これを買いに来たんですよ。」と早速タバコを取り出し、火をつけた。

「ジャルム・スーパー？」

コンビニのバイトやってるけど知らんぞ？と思いつつ箱の側面を見るとタール40mgと記載されている(強すぎ・・・ｗ)。

案件は県外から出張中の24歳。もうじき帰任だが、それまで金沢を堪能したいのだそうだ。

自己開示のあとの会話も、案件の趣味嗜好が私の１番長く続いた キープ と奇跡的なほど被っており、盛り上がった。

(このように、今まで数々の案件が教えてくれた「私の知らない分野の話」に救われることはよくあった。その度に、相手と向き合うナンパをしてきて良かったと思う。)

２人はとんとん拍子で ラポール が築かれ、心の距離が一気に縮まる。

21時半。最高潮を迎えたところで案件が、「そういえば終電・・の時間は・・・と。」とスマホを弄いじり始める。

終電は２時間後。つまり、まだ時間があるということだ。

「なら、一旦出ようか。」と言ってレジに向かうと「私も払います。」と申し出てくれて、割り勘となった。

退店後は案件自ら暗がりにあるベンチに座った。

終電まで時間を空けてくれて、割り勘にしてくれて、自ら暗がりのベンチに座ってくれる。これを「即のお膳立て」以外何と表現すれば良いだろう？

私も隣に座ると、案件が口を開く。

「初めてナンパに付いて来ました。」

↑私の反応

「本当ですってｗ」

「じゃあ、この後の展開教えてあげる。」

そう言って私が案件の顎アゴを軽く引き寄せ口を近づけると、相手は目を瞑つむった。

梅雨の時期らしいウェットなキス。

一旦、唇を離して相手を見る。

↑(創作物でしか拝めないような女性の紅潮、瞳の潤み、瞳孔の開き、恥じらいがナンパではたった数時間で起こせる。)

「明日、仕事休んじゃう？」

「うん・・・休む。」

仕上がった。しかし、運悪く私は今から深夜勤で、しかも今日に限って休めない。

即ってから出勤することも一応可能だ。だが、それでは慌ただしいHになり私の好きな”ピロートーク”もできない。

「今から仕事で休めないんだ。」

「真面目なんですねw」

「硬派やからなw 次、丸１日ゆっくり過ごそうよ。私の車でドライブデートもしよう。」

「是非。お願いします。」

次の約束を交わした２人はしばらく DK に耽り、解散した。

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翌日。

昨日は 準即 を確信し一旦 放流 したものの、時間の経過と共に不安が募っていくｗ

ナンパの 食いつき は”ミズモノ”だからだ。

LINEを送る。

返事は―――。

来た・・・！(ホッ。)
  

ちゃんと休日も空けてくれている。

なので、昨日の仕上がり具合から、宿泊とデートをパッケージングして提案。

返事は、「お　いいですね、ちゃら～～」。

この１文から２つの事柄を読み取れる。

1. お　いいですね。
   宿泊OK。
2. ちゃら～～
   相手の方から「宿泊＝H」と結び付けてくれている。

どうやら、ちゃんと魅了できているようだ。

今回の魅了の分析：連れ出し時の会話が分水嶺ぶんすいれい。

まず、趣味嗜好の話が噛み合ったことが大きい。また、案件は議論好きでそれに応えられた。
※この「議論」とは単なる主張のぶつけ合いではなく、受け容れ合いながら話を進めるという意味。

もし相手の性欲を引き出すための会話に終始した場合、それはそれで仕上げられたのかもしれないが、アポを組むのは難しかったかもしれない。

相手の「また会いたい」という感情を引き出せたのだと思う。

私は当日を楽しみに待った。

アポ当日。

落ち合ってからは、案件の希望を(高いレベルで)叶える飲食店へ。

そして、コンビニで夜食と朝飯を買って、
( セク確 してる時に寄るコンビニって良いですよね(*´▽｀*))

ホテルに戻り、無事準即。

たまには即報おば。

準即/24/サービス/
なお吉さんが来県された際に連れ出した案件。当日即れていたが予定があったため断念し、準即に切り替え昨日無事回収。可愛いしスタイルも良くて僕満足！今日は丸一日デートです❤️

— 旅ナンパ師 錬(REN) (@renkabane) July 6, 2019

翌朝。もう１戦交えてから車で丸１日デート。

夕方に駅まで送り、キスしてお別れ。去りゆく背中を目で見送る。

私の唇に残る、濃厚で甘いジャルム・スーパーの味。

こうしてまた私の記憶が彩られていく。

そして、この経験もまた誰かを魅了する種となるのだろう。

君が金沢を思い出す時、どうか私も思い出してほしい。

私がジャルム・スーパーと君を一緒に思い出すように。

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