この記事は、
の続きです。
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12月9日(金)。朝8時に起床し、駐車場を出てイオンスタイル松山で朝食。
今日の予定は、午前中に永井兄弟の聖地巡礼をし、午後から観光、そして スト 。
まずは聖地巡礼のため、車で伊予市へ。
道中、パチスロ店などの聖地を訪れたあと、最終目的地である永井兄弟の自宅へ。
結構な山奥にも関わらず検索で出る場所だったので迷わずに済み、11時ごろ無事到着。
↑車を降りると早速タヌキ(?)のお出迎え♪
いざ玄関の前へ。
しかし、急に 地蔵 し出す私w
(ファンだからといってアポなし訪問が許されるのだろうか?)
とか、
(急ごしらえの手土産(ビール6缶パック)は失礼にならないだろうか?)
とか、
(直近の配信でトラブルがあったばかりで、今はタイミングが悪いのではないか?)
2016年12月に、たけやんにtwitterで中傷されたことにブチ切れ、twitterにて、たけやんの個人情報を暴露し関係のない家族まで誹謗中傷するなどの問題行動を起こし、自粛期間に入った。
ニコニコ大百科より抜粋
などと、地蔵特有の「突撃しない理由」を論うw
結局、持ち前の ショボ腕 っぷりを発揮して何もせぬまま退散w
これにて、永井兄弟の“生地“巡礼完了。
その後は昼食を食べ、
松山市へ戻り、松山城に行くことに。
松山城は標高132mの山頂に本丸を構えており、麓のどこからでも天守が見える。
とりあえず天守が一番よく見える辺りに車を止め、登城道を探すと・・・。
あった!
・・・にしても、何やら物騒な注意看板がw
どうやらここは「古町口登城道」と言うらしく、天守への最短ルートだが勾配があり、あまり舗装もされていないワイルドな道のよう。
↑※記事作成現在、古町口登城道は土砂崩れのため通行止め。
「まぁ冬だしマムシもスズメバチも出てこんやろー。」と勝手に決めつけ、ここから登ることに。
ジョギング中の人達とすれ違いながら20分ほど歩くと、ようやく石垣と門が。
(↑乾門。搦手とはいえこの風格よ・・・。)
門を抜け「本丸広場」に来ると大勢の観光客がいて一気に観光地っぽくなる。
近くのベンチに座り、人や景色を眺めながら暫し休憩。すると、約50m前方に1人で歩く女性を発見。
普段地元で観光客をナンパしている私(リンク:金沢デートナンパ<風来人 vs 風の民>前編)は、相手の動きや持ち物、服装などから1人旅案件だと判断し、声かけに向かう。
しかしその矢先、団体客に写真撮影をせがまれ、断れずにいると見失ってしまうw
撮影後、案件を見失った方角だけを頼りに追うと・・・。
いた!あの小柄で黒髪のショートカットだ!
案件は天守に向かっている所だったので急いで天守観覧券を買い、駆け寄って声かけ。
「こんにちは。いよいよ天守ですよね!」
「え?あ、はあ。」
「いきなりですみません。入るタイミングが一緒だったので思わず話しかけちゃいました。」
「そうですか。」
「外観が立派なので中も楽しみです。」
案件の反応が淡白だと感じたので、ここで一旦離れ案件のやや先を歩く形で天守内に進む。
今は無理に話す必要はない。適度なタイミングで話しかけ、ここを出るまでに打ち解けられればいい。
順路に従って歩き、たまに案件と同じ展示物を覗き込み、少し言葉を交わす。
幸いにも天守は見どころが多く、何度もこのやりとりを繰り返せたので「付かず離れず」の状況を保つことができた。
そして最上階。案件は備え付けの双眼観光望遠鏡を覗いた。
「見える?」
「見えない。」
そう。外は青空のはずなのに天守からの景色は靄がかかっていた。
「何だろう、黄砂かな?」
「私、地元じゃないので分からないです。」
「うん、私も。え、何県民?」
「愛知です。」
「私は石川。ならお互い分からなくても無理はないよね。」
と、この謎を機に自己開示し始めるようになった。
戻り道は 並行トーク 。
案件は現在25歳で、最近仕事を辞めてブラブラしているらしい。
今日愛媛に来たのは元同僚に食事に誘われたからで、今晩落ち合うのだそうだ。
「だから連絡が来るまで観光しているの。」
今日は金曜。連絡が来るのは元同僚の終業後だろう。
「同僚は男?」
「うん。」
「じゃあ、今夜は彼とお泊りだね。」
「いえ、彼氏ではないので。宿も自分で取ってあります。」
「へぇ、そうなんだ?でも、今夜口説かれるかもよ?」
「それはないですね。」
真偽のほどは分からないが、わざわざ食事の為だけに愛知から愛媛にまで会いにくるだろうか。もしかすると、「何もないと思いつつ何かを期待している」、そんな関係性なのかもしれない。
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案件は迷いなく歩いていた。きっと来た道を戻っているのだろう。そしてそのまま麓行きのロープウェイ乗り場(長者ヶ平駅)に入り、券を買う。
この道を知らない私は案件の行動を真似て券を買い、同じロープウェイに乗り込んだ。
ここまで付いてくる私が厭われないのは、案件はこのルート以外知らず、私も麓に行くのものだと思い込んでいるからだろう。
ロープウェイの中で私は、「私も今は無職で観光中だけど、4日目ともなるとさすがに人恋しくなった。」と言い、
「だから今日は一緒にいて欲しい。」とまで伝えたかった。
しかし実際は 仕上げる には程遠く、 ラポール 形成はおろか、 和み の段階だった。
今はまだ15時で、これからどう振る舞えば元同僚と落ち合うまでに ゲット できるのか。と考えを張り巡らせていると、予想以上に早くロープウェイが麓に到着してしまった(乗ってた時間2分半w)。
マズイ・・・。ここから共に行動するには何らかの理由が必要だ。
だが、頭が真っ白になり何も思い浮かばなかった。
不意に2人の間に沈黙が流れる。
そして案件の口が開く。
「あの~。私これから行くところがあるんですけど・・・。」
うっ・・・!沈黙時に相手から話を切り出されるのは鉄板の負けパターンだ。
私は別れを覚悟した。
「ミュージアムなんですけど・・・行きますゥ?」
訝し気で、口を尖らせ、上目遣い。その表情からは何も推し量れなかったが、思わぬ助け舟だった。
「あ、誘ってくれるんだ?w」
「なんか寂しそうだったからw」
「マジかw でも誘ってくれたお礼にそこのお金払うわ。」
「やった。」
九死に一生を得る。
こうして2人は5分ほど歩き、「坂の上の雲ミュージアム」へ。
デートナンパなら勝機はある。さあ、私のターンだ。
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