旅ナンパ九州編11日目帰途<広島県>前編

 昨日のハイライト
 白昼のイベントに賑わう天神(福岡市)を傍観しながら、錬は昨晩の を振り返っていた。

もしピロートーク中の案件の”再会打診”を受け入れていたら、1夜のちぎりからでも恋愛関係に発展するのだろうか。実は女性は、魅了さえできていれば即から始まる恋愛でも構わないのだろうか。いや、むしろ「魅了+即」こそ”運命の出会い”を期待してしまうのではないか―――。

即後の恋愛という未知の世界。それがどこへ続くのか検証したくなった。不毛の地かもしれない。だが、人生の半分を生きて何のステータスも持たない自分がこの道を辿るのは相応しい気がした。

「私は即後の恋愛を繰り返し、その果てを見つけ出す。」

そう誓った錬は、いくつものドラマを生んだこの地に背中で別れを告げると、この旅の帰路についた。

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下関駅付近の駐車場にて、朝4時半起床。旅ナンパ師の朝は早い。
下関駅付近の早朝

帰途2日目。今日は下道で広島市まで向かいます。ルート検索してみると、どうやら国道2号線をひたすら東進するだけの模様。
山口県から広島県への下道地図

起き抜けの太陽と目が合う前に、いている道路をガッツリと進み、広島県入り。

その後、通勤ラッシュに揉まれながらのんびりと広島市内へ。道中、この旅最後の給油を済ます(4000円)。
広島県のガソリンスタンド

あともう少しで広島駅。というところで、ふと「宮島」と書かれた道路案内標識を気がしました。

(宮島って、あの厳島神社があるとこだよな?)

そう思い、Uターンしてみると。
宮島行きの道路標識

あった!宮島の看板に鳥居のマーク!てか、ファッ!?もう目前まで来てるの?

この偶然に思わず胸が高鳴る。今日は初の広島市内 スト ということで、午前は下調べに時間を費やすつもりだった。が、先に願掛けしておくのも悪くない。ってことで、急遽、宮島観光にシフト!
JR宮島フェリー乗り場外観

駐車場代500円とフェリー往復代360円を支払い、早速乗り込む。
松大汽船乗降口

宮島フェリー

松大汽船とJRの2種類がある。どちらも15分間隔のダイヤで同料金だが、JRの方は大鳥居に接近する運航ルートをたどってくれる。しかし、その分到着までに時間がかかる。

乗船時にも サージング は抜かりなく。船内中央に立ってグルッと辺りを見回すと、左舷側の窓際席に1人で座る 案件 を発見。不自然にならぬよう周囲の席が埋まりだしてから隣に座る。

フェリーが発進すると、景色を眺めるフリをして案件をチラッとガンした。20歳前後で、やや茶色がかった髪は後ろで束ねている。膝の上に小さなカバンを置き、その上でスマホの画面を気怠けだるそうにスワイプしていた。景色には全く関心がなさそうだった。

地元の人だろうか。ならば、”初の宮島に舞い上がる観光客”を装い興奮気味に話しかければ、渋々でも相手してくれるかもしれない。

ただ、この船内という状況シチュエーションでは1つの注意点があった。それは座席の構造上、 声かけ が失敗してもお互いにその場を立ち去りにくいことだ。なので、どこで会話が途切れても気まずくならないように配慮する必要があった。

私はやや前屈し、案件の視界に入ることを意識しながら窓越しの空を仰いだ。そして、「いやぁ、晴れているうちで良かった。」とつぶやいてみせた。

声は届いていたはずだ。だが、反応はなかった。今度は語りかけるように、「穏やかな水面ですね。」と言った。

すると案件は目だけをこちらに向けてくれた。

私はそれに微笑みで応えゆっくりと窓の外を指差すと、案件はつられて顔を向けた。

私「いつもこんなに穏やかな波なのですか?」

案「・・・じゃと思ぃます。」

やや鼻にかかった、生キャラメルの甘さを思わせる声だった。乗り合わせているだけでは一生聴くことのない声。相手の声を知れるのもナンパの醍醐味の1つだと思う。

私「日本海側では珍しいので、つい気になって訊いてしまいました。」

案「日本海がゎ?」

案件はわずかに関心を示した。だがそれは、会話に火がつくには程遠い「くすぶり」程度のものだった。

それでも貴重な火の種だ。適切な燃料と風を与えられればちゃんと燃え上がるはず。私は会話の火おこしに神経を集中させた。

私「あっ、もしかして地元の方ですか?」

案「ぇ?あ、はぃ。」

私「ああ、良かった!地元の方とお話ししたかったんです。私は旅行で日本海側から来たんですけど、君はなぜ宮島へ?

会話が途切れないように、案件の関心に答えながら次の質問に移った。返答には自己開示を織り交ぜ、あとに続く質問には「君はどう?」と相手の許容範囲内での自己開示を求めた。

こうやって会話をべていくうちに2人の間に ラポール が形成され、フェリーが島に到着する頃には軽口を叩き合えるまでになっていた。

案件は20歳の短大生で、寮からアルバイト先に向かう途中だった。

私「バイトは夕方終わりか。じゃあそのあと夜ご飯でも一緒に食べようか。」

案「お客さん次第の店なので何時に終わるかわかりませんょ?」

私「大丈夫。本州で待ってる。」

案「まぁ、気が向いたらですね~。」

私「いやいや、折角の出会いをないがしろにしてはいけないよ。てか、この出会いはきっと神社の神様のおぼしだよ。」

案「ここ、交通安全の神様だょ?笑」

私「 Σ(´∀`||;)・・・。ひ、ひとまず連絡先ライン交換しとこ。してないと意外と後悔したりするんだよコレが。」

案「・・・交換するだけですょ?笑」

片道10分間の 番ゲ 劇。その一部始終を聞いていたであろう斜め前に座るカップルは、番ゲの瞬間に目を丸くしながらこちらを凝視していた。私は連絡先が1つ増えたスマホをポケットにしまうと、カップルの視線に対し少し下品な笑みを浮かべてみせた。

下船後はバイト先に向かう道すがら 並行トーク 。案件の方から立ち去ろうとしないあたり、あの場だけ波長を合わせていた訳ではなさそうだ。

ならばもうこの並行トークなど無用。さっさと放流して、後ほどラインで再度 アポ 打診するのが吉。

・・・とはならない。

番ゲ直後の放流は、相手の心情を置き去りにする。そして、「また会っても同じ感覚を味わうのではないか」と胸をざわつかせてしまう。

だから番ゲ後には少々の和み。このひと手間が 死番 率をグッと減らすのだ。

 

私たちは他の観光客らに紛れ大通りを歩いた。すると途中で案件が「こっち。」と言って、スルッと脇道の方に入っていった。

案件の背中を追って歩くと次第に人はいなくなり、辺りは静寂に包まれた。

どうやらここは「町屋通り」という、地元の人用の生活道路らしい。
町屋通り

細長く続く道路の両端に軒を連ねる民家や商店は、今にも覆いかぶさってきそうだった。時折り路地から住民や観光客がひょっこりと顔を出しては、すぐに消えていった。

案件はその路地の1つに入りトンネルの中へと足を踏み入れた。狭く薄暗い場所で反響する案件の声は、まるで耳元で囁かれているようで、妙に私をドキドキさせた。

私「趣があっていいところだね。」

案「うん。バイトの往復で使っとる道です。」

私「人混みの中歩いて行くの大変だよね。」

案「バイト中以外で観光客見とぉなぃ。笑」

私「それなw君に話しかけてなかったらきっと一生通らない道だったわ。」

視界が開けると、徐々に人が増えてきた。大通りに戻りつつあるのだろう。

案「そろそろ着きます。」

私「了解。んじゃまた後でね。」

手を振り合って笑顔でお別れ。・・・よし。これで夕方のアポは堅い・・だろう。

放流後は宮島を観光。
横から見た厳島の大鳥居

フェリー乗車時から見え続けていた大鳥居。いざカメラに収めてみると、ただ撮っただけな感じにw。構図の重要性を思い知らされましたw

厳島の檜皮葺の屋根

厳島神社一帯では檜皮葺ひわだぶきの屋根が多く見られました。私は屋根の工法には門外漢ですが、以前鳥取で連れ出した スペ高 案件(リンク:旅ナンパ九州編1日目<前哨戦 in 鳥取県>)が教えてくれていたので、これに気づくことができました。

この気づきは、ナンパという不特定アトランダムな出会いの産物だと言えます。それゆえに、いつも有用な知識がもたらされるわけではありませんが、私はそれで構いません。なぜなら、この気づきがもたらしてくれるのは知識的な豊かさではなく、心の豊かさだと思うからです。

見所をカメラに収めながらのんびり歩いていると、何かが私の真横をスーッと追い越していきました。

ハート型のお尻にカモシカのような脚。そして、それを惜しげもなく披露するモデルウォーキング。

私の前を歩く1人の男性が並行し、声かけ。そのシーンを後ろから観察する。

が、全く相手にされずw 何とか相手の気を惹こうと紙のようなものを見せると、口でキャッチされているw

男性が苦笑いしながら去ると、今度は私が声かけ。

私「こんにちは!歩く後ろ姿が素敵だなと思って、おもいきって声をかけました!」

案件「・・・。」
宮島の鹿

が、私も ガンシカ 。(鹿だけにね・・・これが言いたかっただけw)

案件(鹿)は相当人慣れしているのか、どの方向から話しかけてもただ1点を見つめて紙をもしゃもしゃしていましたw(※紙をあげるのは禁止されています)
紙を食べる鹿

少し話は逸れますが、 ストナン でガンシカされるとマインドにノイズが混じります。その状態で声かけし続けても反応は悪くなるばかりで、やがてやる気をなくしてしまいます。逆に、マインドがクリアな状態( マインドセット 直後)で保たれていれば、相手の反応は良化しやすくなりますので、いかにノイズを混じらせないようにするかがナンパでは重要になってきます。

とはいえ、ガンシカ自体は回避できません。なので、私の場合はガンシカされても、

案「今の私には誰にも付け入る隙がないの。他を当たってね。」

という意思表示だと読み取り、”否定的な反応だと捉えないこと”でノイズを軽減させています。

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表参道商店街をそぞろ歩いていると、飲食店と土産物屋が立ち並ぶ通りに。
宮島表参道商店街

ここで雨に降られる。うかつにも傘は車に置いて来てしまった(>_<)。
お土産屋の傘

土産物屋の店内で雨宿り。しかし止む気配がないので仕方なく傘を購入(600円)。無駄な出費だなと思いつつ、「開いたら実は大鳥居の模様が入っているお土産用の傘だった!」というサプライズを期待して開いてみるも、トゥルットゥル無地の普通のビニ傘w 残念w

買い食いしながら散策。
宮島の見所と食

本場宮島の牡蠣と揚げもみじを食す。うまし(計600円)。

小腹を満たして外に出ると―――。

あっ!!

雨、止んでる・・・(´;ω;`)

宮島を後にし、昼ストするために広島市内へ。道中、どこかで身支度したいなと車を走らせているとちょうどスーパー銭湯が見えたのでソッコーIN!
ほの湯楽々園外観

塩屋天然温泉 ほの湯 楽々園
天然温泉かけ流し(地下1,100mから汲み上げた源泉を加温)の露天風呂、源泉湯、シルクインや炭酸風呂、壷湯などいろんな種類のお湯が楽しめます。合わせて、マッサージやエステ、お食事なども楽しめ、日ごろの疲れをゆっくり癒したいお客様へ、至福のひと時を満喫していただけます。

泉質:含弱放射能-ナトリウム・カルシウム-塩化物強塩温泉(高張性・中性・低温泉)

風呂上がりに身支度を済ませ休憩処の椅子にもたれながら、フェリー案件即のプランを練る。

どう誘おうか。せっかくじっくり会話できたのだから、相手の状況を考慮したアポ打診をしたい。

案件は寮住みの短大生で、バイト先との往復には電車を使用しているとのこと。となれば、バイト後の帰り道か一旦帰ってからでもすぐ来れる駅での待ち合わせが良いだろう。

なので、案件が通う短大を検索サーチ。すると宮島周辺で2件ヒット。寮も短大周辺だとするとバイト先と寮は片道6駅ほどとなる。

次に、各駅周辺に飲食店と LH があるかも検索。すると、どちらもちらほらある。私は車で会いに行くので 搬送 力に問題はない。これで導線は完璧だ。あとは駅と時間を指定してもらい、その返答からゲットまでの時間を組み立てれば良い。
宮島口から井口駅の地図

LINEの文面を決め、送信。
LINE送信画面

しばらくすると既読が付く。あとは昼ストをしながら返事を待つだけだ。

銭湯を出て(940円=入浴料+タオル代)、繁華街へ。調べてみるとどうやら「本通」というところがいいらしい。少し離れた駐車場パーキングに車を停めて赴く。

16時過ぎに本通に到着すると既にキャッチやナンパ師の姿がちらほら見られ、皆積極的に声をかけていました。
広島市本通

パルコを中心に一回りしてみると熊本市の「下通」に近い印象を受けました。ただ、飲食店に関しては、こちらの方が一角にまとまって存在している感じがしました(下通は点在している印象)。

などと感じていると。

 

ピロン♪

 

案件からの返信。

 

見てみると。
LINE返信

断られてるw

あれ?感触は良かったはずだぞ?形式 グダ か??

粘る。
  

粘る・・・っ!
LINE返信3

 

 

 

 

 

がっ・・!駄目っ・・・!

計画破綻ムリゲー・・・っ!!

力なく崩れ落ちる私w

こうして、夜ストを余儀なくされるのでしたw

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2 件のコメント

  • マカロフたん(●´ω`●)
    うんwそんな雰囲気やったw多分放流する時にアポ確定させてなかったのが敗因かもって思う今日このごろw女心はわからんww

  • バンゲ子、いけそうな雰囲気なんですけどねw女心はわからんっちゃですなぁw

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