この記事は、
の続きです。
9月16日(月)。福井遠征8回目。
夜勤明けの11時。私は アポ のため福井市へと車を走らせていた。
相手は、以前福井駅で Lゲ した19歳の 案件 。
↑音声の前半部分が今回の案件。
13時から市内をデートするのだが、その中身はまだ決まっていない。
本当は今日までにLINEで 仕上げ ておきたかったのだが、通話 打診 もアダルトトークも グダ られ、こうなった。
(↓やりとりの一部始終)
正直な話、金沢案件でこの程度の進展具合なら 損切り するレベルだ。
それをしない理由は、相手が未制覇の福井県民であり、また、私が今挑んでいる年齢層( 最年少クラス )だからだ。
私は現在40歳で、エイジングケアのおかげで若さを保ててはいるが、遠征先で、且つこの年齢層を狙うにはそろそろ限界だ。
だから今 ゲット しておきたいのだ。
↑40歳の私が若く見られるために取り組んでいること。
↑徹夜後のアポ対策。
それに福井遠征ももう8回目。ここで 準即 を決めて疑似連に終止符を打ちたい。
希望は、ある。遠征初日の19歳も「夏だし遊ぼう」の1フレーズでその気になった。「しない」が一転して「する」になるのがこの年頃の特徴だ。
2000年生まれとの戦い。私は期待と不安を胸に、待ち合わせ場所に向かった。
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13時15分。福井駅で案件と落ち合い、車でショッピングモール「Lpa」へ。
この日は祝日とあってテナントはどこも盛況。モール内をひと通り歩いた後カフェに入り、タピオカミルクティで乾杯。
↑10代の前腕の透明感よ・・・。
お互いに 自己開示 をし、近況の話に。
案件は専校生だが、高校生の時からスポーツやアルバイトを継続しており、変わらない日々を送っているらしい。
「最近お洒落なスニーカーが欲しくて。金沢は色んな種類がありそうですよね♪」
「うん?例えば?」
「例えば~アディダスとかっ♪」
アディダス?それなら福井もあるだろう、と思いつつ、
「あ~そうかもね、アディダスならスタンスミス、コンバースならワンスターを取り扱ってるお店は多いかもね。」
と返した。その後も取り留めのない会話が続き、私も”当時に戻ったような”懐かしい気分になった。
と同時に”1つの気がかり”ができた。
「SNSはLINE以外に何かやってる?」
「特には。勉強とバイトに忙しくて動画とかも見ていないです。友達もそうなので不便はないですね。」
やはり―――。案件は生活圏外の世界に殆ど触れていない。ネットの普及で発達した手軽な異性交流を知らないピュアな存在なのだ。
(↑例えるなら、巨人の進撃に遭う前の城郭都市の住人。)
では、もし彼女が古風な価値観であるとすると、この出会いをどう捉えているのだろう。”1夜限りの関係”は想定内なのだろうか。
そう思いながら和んでいると1時間が経過。案件は緊張を残しつつも楽しげで、やや紅潮も見られる。
食いつき はある。だが、ここで 仕上げ るには周囲が騒がしい。時間はあるので落ち着いた場所に移動したい。
「この辺で他に見所とかある?」
「車で30分位のところに一乗滝がありますよ。」
「癒されそうだね。行こうか。」
「はい。」
「ここは払うよ。」
「あ、半分出しますよ。」
こうして割り勘を申し出てくれるのがこの世代の良い面だ(ただ、これは食いつきの証であると同時に不景気の世で育まれた互助の精神とも取れる)。
私はこれを受け入れ(相手にも負担をかけさせることで関係が深まる)、車へ。
そして15時。一乗谷朝倉氏遺跡付近にある一乗滝に到着。
↑ここで佐々木小次郎が「燕返し」を編み出したとの言い伝えがある。滝行の場としても有名。
ここに到着するまでの間、お互いに会話を楽しんではいたものの、年齢差を埋められる話題はなかった。
ただ、 ラポール は築けており、降車時の ハンドテスト には成功。
そのまましばらく周辺を散策しつつ、恋愛トーク。
案件の緊張は、「目上の人だから(理性)」ではなく、「異性だから(本能)」に変わりつつある。
16時になり、勝負の時が迫ってきた。車内に戻り、アダルトトークからH クロージング へ。
しかし、「彼氏以外とはしない。」の一点張り。「現代は皆ネットで手軽な恋を繰り返してるよ。」と グダ 崩しを試みるも、通じず。
福井駅に戻りながら押し引きを繰り返すも、覆らず。私はゲットを諦め、解散となった。
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帰路。眠い目を擦り、金沢へと車を走らせながら今日のアポを振り返る。
今回の主な敗因は共通項が少なかったこと。ネットの話題は通じず、本や音楽の話も世代が違うため噛み合わなかった。
では、どうすれば良かったのか。
案件はLINEで「イオンいいね!」と言っていた。そして”福井県民にとってイオンは遊びに行く場所”だということも知っていた。
だから新小松イオン(石川県)に連れていけば良かったのだ。
お互いが初となるこの場所なら同じ時間を共有できたはずだ。
つまり、見通しが甘かった。案件の既知の場所を案内させても心は揺さぶれないのだ。
今回、ラポールから”魅了”にまで届かなかったのは、ここにあったのだと思う。
いや、実際は同じ結果なのかもしれない。だが、アポれるということはどこかに ゲット の可能性が潜んでいるものだ。
そう信じ、この反省を次に生かしたい。
ひとまず今回は19歳のピュアな女性と一乗滝をデートできた。これはほろ苦くも良き思い出になるだろう。
収穫はもう1つある。
このタイプの案件はほぼストリートでしか出会えず(マッチングアプリや 箱 にはまだ現れない)、接するだけで前向きな力を貰えることだ。
このエネルギーとは、彼女たちが自ずと放つ若さや純真さといった生命力のことだ。
もし ゲット できれば脳が灼けるような背徳感と今を生きている実感を味わえる。
「いつかまたこの感覚を味わえるのだろうか・・・。」
暮れなずむ道に国道8号線の看板が幾度となく通り過ぎていく。
8の数字がゲシュタルト崩壊を起こし、∞に見えてくる。
あ・・・ああ・・・あああ・・・
夜勤明けでF井まで2時間かけてアポしに行って負けてまた2時間かけて帰って夜勤とか、うせやろー!!
F井/19歳専校生/バリカタ負け pic.twitter.com/8ZLuKXzftV
— 旅ナンパ師 錬(REN)@11/3〜11日東北旅ナンパ (@renkabane) September 16, 2019
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