旅ナンパ九州編9日目ラストパート<福岡県3>

旅ナンパ九州編9日目終盤

※この投稿記事は、前回(リンク:旅ナンパ九州編9日目終盤<福岡県3>)の続きです。

 相手からの DK ―――。よし、雌雄は決した。あとは LH 打診し、YESの返事を貰って 搬送 するだけだ。しかし今夜は年度末最後の土曜日。22:45を越えてもなおちまたは人で溢れかえっている。この時間、LHにまだ空室が残っているのだろうか。

焦りは募る。それも1秒ごとに。なぜなら、1時間後には 案件 を帰さねばならないから。

私たちには、”1つになれる場所”の確保という最後の試練が残されていた。

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個室居酒屋の1室で、私は隣に座る案件を横から抱きしめていた。唇同士が離れると、その片方はうっすらと跡を残しながら、案件の耳の後ろまで這っていった。

そしてささや

私「君が今日買った洋服を1番最初に見たいんだ。だから、今からホテルで一緒に過ごそう。」

久々のLH打診は、決め台詞ゼリフで締めくくった―――。・・・はずだったが、私は案件からネガティブな反応が出るのを無意識にいとい、すかさずひと言付け加えていた。

私「そのお金は、私が出すから。」

一刻も早くYESの返事を貰って安心したかった。その気持ちの表れだった。ホテル代は全額出すつもりだったが、かぶせ気味に伝えることで、懇願のニュアンスを持たせてしまった。事実、懇願する気持ちはあったのだが、それを隠し通すのが難しいほど最近の負け続きで自尊心が揺らいでいたのだった。

案件は「うん」と頷き私の胸に埋もれると、服越しに息遣いが伝わってきた。私はその後頭部に触れ、短い髪をかしていると、案件は私を見上げて言った。

案「・・・時間は、大丈夫?」

そう。入店してからすでに1時間が経過していた(連れ出し中はなぜこんなに時間が経つのが早いのだろう…)。そして、終電まで残された時間もあと1時間だ。それは気にしてはいたのだが、案件が頼んだ料理がまだ運ばれてきていなかったので何となく訊けずにいた。いや、ただ単に「もう帰らないと・・・」という反応が怖くて訊けなかっただけなのかもしれない。

だから、案件の方から訊いてくれたのは正に助け舟だった。

私「私は大丈夫だけど。・・・もう少し一緒にいてくれるよね?」

ギュッと抱きしめながら言う。

案「うん。大丈夫。」

―――よかった。そう思いながらも、案件自身がタイムリミットを告げなかったのに違和感があった。もしかすると、終電以外にも帰宅方法があるのかもしれない。

私「・・・できれば2人でゆっくり過ごしたいんだけど。終電なくても他の方法で帰れるの?」

案「・・・うん。タクシー使えば。」

私「そっか。タクシーで帰るなら、何時くらいまで大丈夫?」

案「う~ん、明日の用意もあるから、2時くらいまでかな。」

私「なるほど。ちなみに、料金はいくらくらい?」

案「・・・3000円(´・_・`)」

そう言って案件はやや申し訳なさそうな表情を浮かべた。この出費には抵抗があるのだろう。当然だ。同じ場所に行くのにわざわざ高い出費を選びたがる人はそういない。

一方で、これは私にとって大きなチャンスだった。私が3000円を負担することで今から3時間一緒に過ごせるのである。これなら” “ばかりか、念願の” ピロートーク “まで見えてくる(私の旅ナンパの目的は47都道府県の女性と方言ピロートークです(*´Д`))

3000円は高い。でもここはお金に糸目をつけられない。私は意を決し、案件の両肩をつかんで言った。

私「分かった。それも出す!」

案「ホント!?」
喜ぶウサギの絵
(↑その時の案件の反応はこんな感じで、実に生き生きとした表情をしていましたw)

マネーパワー炸裂で、翌2時まで延長決定!(∩´∀`)∩ これで気持ちにだいぶん余裕が生まれるw

その時、ドアをノックする音がした。最後に注文した料理が運ばれてきたようだ。私は案件から離れ、元居た場所に座り直す。この料理が案件の待ちわびていたメインディッシュだった。

私はLHの空室状況を確認するため、案件に「気にせず食べてて」と言い残し、外に出る。そして、LH街(ここから数分の今泉という場所にあります)の何軒かに電話すると、どの店舗も1室だけ空いているという状況だった。

これには希望が持てたが、部屋の予約はどこも受け付けてくれなかった。

こうなればもう、現地に乗り込んで空室を見つけるしかない。

私が部屋に戻ると案件は料理を食べ終えたところだった。少し休んでから、お会計。この後の私の出費を気にかけて、案件が支払ってくれました(∩´∀`)∩ワーイ

退店し、恋人つなぎで今泉へ歩く。賑々にぎにぎしい天神から遠ざかるにつれて、しっぽりとした空気が醸されてきた。

スマホのマップを頼りに電話したうちの1軒に到着。外見は大きな建物だったが、LHはそのうちの何フロアかだった。

正面の階段を上がって2階から入り、

空きテナントが並ぶ仄暗い通路を通り、

突き当たりにある小さなエレベーターで上がると、

そのホテルはありました。

 エレベーターの扉が開くとすぐ目の前がフロントになっており、黒服の男性店員が落ち着いた笑顔で迎えてくれました。

黒服「いらっしゃいませ。」

私「まだ空室はありますか?」

黒服「はい。現在、こちらの1室のみご利用可能となっておりまして・・・」

そう言って黒服はカウンターに掲げられている料金表とは別の、ラミネートされたA4サイズの料金表をスッと差し出してきた。どうやら今日は別料金らしい。

そして、その1番下に記載されているプランを指差して言った。

黒服「今チェックインされますと、この”22時間プラン”の適用となります。ご利用中は何名様ででも、何度でも外出可能です。」

3時間の休憩が目的の2人にとって、この部屋は条件を満たし過ぎな気はしたが、LH難民寸前の今の状況では少し値が張ろうとも即決を辞さない覚悟でいた。

そしていざ、料金を見てみると。。

いっ、

18400円!?

カッ…

 ∴:・( ິ ິ )< カハッ!

想定外の金額に唖然とする私と、それを不安そうに見つめる案件w

現在の所持金は25398円、ホテル代とタクシー代を払ったら残金3998円。これでは家に帰れなくなってしまう。。w

私「ち、ちょっと他をあたってみます。」

そう言って私たちはそそくさと店を後にし、次の店舗に移動した。
ホテルキュベロイエル外観

2軒目は建物まるごとLHとなっていて部屋数も90と多かったが、入口の看板がすでに満室を伝えていた。それでも往生際悪く入店してみると、満室で埋めつくされた客室パネルの中に1つだけ空室の文字が光っていた。

ちょうど今空いたのだろうか?「宿泊のみ可」だったが、許容範囲内の金額(10100円)だったので、迷わず押す!

そして、ルームIN☆
 ホテル内装

時刻はすでに23:30。2人はカラスの行水ぎょうずいを済ませ「せーの!白い海ベッドにダイブすると、まっさらなシーツに波紋が広がった。その中で私たちは安堵と高揚に浸りながら水を得た魚のように泳ぐ。そして私は肌色の背中を抱き寄せると、今までの即とは違う感覚におそわれた。

それは、行き倒れかけの肉食獣がようやく獲物を仕留めたという感覚。だから、骨の髄まで味わい尽くそう。閉じた目で、獲物の肩から脇に顔を這わせながら、そう考える。

彼女が少しずつつまびらかになっていく。でも、出会ってこんな短時間では心までさらけ出し合うことはできない。結局、私についてきた理由も、結婚願望の在処もわからないままだ。

―――でも。

だからこそ、こうやって思惑を重ねることができる。

私をその相手に選んでくれたことに、感謝の気持ちを込めて。

上から下へと。丁寧に、丁寧に。

ありがとう、

私の生き様を受け入れてくれて。

ありがとう、

貴方の生き様を垣間見せてくれて。

ちん (=゚ω゚)ノ

ちん (  =゚)

かも (ω゚=ノ)

かも ヽ(=゚ω゚=)ノ

ちんちんかもかも男女がとても仲睦まじいこと。また、その様子。

旗源平図 ちんちんかもかも 
意味:男女がとても仲睦まじいこと。またその様子。
由縁:石川県金沢市に古くから伝わる遊び「旗源平」。
 源氏と平家に分かれて旗を持ち、順番に2つのさいころを振って、出た目によって相手の旗をとり合う遊び。さいころの目全て呼び名があり、振るたびにこれを言って囃し立てる。最後に相手の最高位の”まとい”をとった方が勝ち。
用例:~はそこまで言いかけたが、小津が「黙秘権を主張します」「弁護士を呼べ」と連呼し始めたので、笑いながら止めてしまった。 「てめえ、自分だけ ちんちんかもかも やりやがって」と私が怒りに任せて言うと、「何のことでしょう」と小津は白を切った。 森見登美彦『四畳半神話大系』 より

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あなたの"ひとおし"が錬のモチベを"ひとおし"しています。錬にエールを!

2 件のコメント

  • ハジメさんコメントありがとうございます(*´▽`*)
    ありがとうございます無事即れてホッとしています笑
    準備は突き詰めてやると大変なので、わりと適当でしたw向かっている時は本当期待でドキドキしますね!

  • 即おめでとうございます!
    旅ナンパだと準備から何から何まで大変ですねぇ、
    どんな人がいるかの期待はとても楽しそうです!