旅ナンパ東北(南)編「8日目」福島県郡山市2

この記事は、

旅ナンパ東北(南)編「7日目」福島県郡山市1

の続きです。

11月9日(土)。郡山こおりやま市。

有料駐車場で10時に起床。この旅は本当に天気に恵まれている。
郡山駅付近の有料駐車場

車でスーパーへ行き朝食兼昼食を摂る。そのまま午前中をダラダラと過ごす。
ロミオ外観とクリームボックス
郡山市名物のクリームボックス。発祥の店で買えました(*´▽`*)

午後は昨日の疲れと汚れを取りにスーパー銭湯へ。
游湯ランド外観

游湯ランド内観

「遊湯ランド」

朝7時~24時まで時間を気にせずに安価で過ごせる人工温泉。

中は年季が入っているが天窓があるおかげで明るい。

数種の岩盤浴とサウナ、露天風呂もある。

夕方までのんびりと過ごした後、近くのコインランドリーへ。
大型コインランドリー開成店

コインランドリーを利用することで車に載せる衣類が減り2人分の寝床が確保できる。つまり「車内でゲット」が可能になる。

18時。郡山駅西口イン。
郡山駅西口の夜

まずは昨日と同じく駅前で スト 。すると1 声かけ 目で出勤前の夜職の ビタ止め に成功。

 案件 は私の 自己開示 に興味津々で、「君の仕事後に一緒に呑もう。」と アポ 打診 するとあっさりと通った。

幸先の良いスタートと昨日から続く福島女子の好反応。「恋に落ちやすさ・全国1位」のデータも妙に頷ける。
福島女子の県民性図
木原誠太郎著「47都道府県ランキング発表!ケンミンまるごと大調査」より。真偽はともかく、「異性に対する関心の強さ・最下位」の福井女子とは反応が正反対だ。

ただ、相手の 食いつき の良さに慢心し Lゲ 直後に 放流 してしまったのは汚点だ。もう少し和むべきだった。

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19時。土曜日なだけあって人通りは多く、その流れは駅前大通りまで続いている。
郡山駅前大通り

なので今日はそこまで足を伸ばし、駅構内と行ったり来たりしながら声かけ。
郡山駅西口向かいのコンビニ前
中間にあるベンチで小腹を満たしつつ。

しかし、予定 グダ ばかりで連れ出せず。1時間半経ったところでガチの空腹になりソロで居酒屋へ。
郡山かぎや
いともたやすく行われるえげつない飯テロ。

「うん。やっぱりうまい。」

 居酒屋訊き で得た地元民オススメの店はアテになる。これは連れ出せなくても報われる点だ。

店内の話し声に耳を傾けながら過ごし、22時。再 出撃 したところに20代後半位の2人組を発見し、 逆3 声かけ。

すると、ちょうど2軒目を探していたらしく一緒の呑もうと打診され、アーケード商店街のバーへ。

乾杯。お互いの旅行や仕事の話で盛り上がる。
逆3で乾杯

そんな中、様子を見ながら スト高 の方を セパ ろうとするも相方が「 ガーディアン 女」気質の立ち回りを見せ破綻。奢られて解散。

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23時半。店を出るとまだソロ案件がいて安堵。
郡山駅前アーケード商店街の夜

そこでしばらく サージング していると薄暗い街灯の下で佇む案件を発見。スっと隣に立ち横顔を見る。20歳位か。

色白に小面こおもて顔とイメージ通りの東北顔。しかし、目の下の影が濃くどこか闇を抱えていそうだった。

私は40代だが、この歳になると相手の顔から内面まで見えてくるものだ。そして、それが スト値 判定に影響を及ぼす。

私は「顔立ち」よりも「顔つき」が良い女性を魅力的だと感じる。だから不健康そうに見える彼女は「 スト低 」だった。

一瞬スルーしようかと思ったが東北顔を ゲット したい欲もあり、声をかけてみることにした。

すると、難なく オープン 。ホストクラブに行く25時まで時間を潰しているらしい。

今は24時。1時間あれば 直車 して 弾丸即 が可能だ。

案件はいきなり自分語りをしてきたので会話には困らなかったが、私の話などどうでもよさそうだった。

それでも「車内で続きを話そう。」と打診すると通り、その車内が布団になっていると伝えても気に留めない様子だった。

5分ほど歩いて乗車し、敷布団に腰を下ろしても案件の話は続いた。

「私今バイト3つ掛け持ちして応援してるから。」

“推し”とはイチオシしているホストのことだ。

応援とは?」

「動画撮ってあるけど。観る?」

「うん、見せて。」

応援に特に興味はなかったが、これで車内灯を消して密着し顔を寄せることができる。

あとは、「もしその”推し”がこうやって君におおかぶさってきたら?」と ギラ つくだけだ。

案件がスマホの動画を再生する。すると、

「シャンパン入りましたーーー!!!」

と若いイケメン達が叫び、シャンパンタワーにワインボトルを注ぎ始めた。

“推し”のバースデーだろうか。店内に祝福の声が響いている。

「これ、私が入れたの。」

案件が画面を指差し誇らしげに話す。

「へえ。高そうだね。」

「ボトルだけで3万円。」

「銘柄は?」

「わかんない。けどピーチ味だったかな。」

「ピーチ?」

シャンパンにそんな味はない。きっとフルーツスパークリングワイン(それも千円台の)だろう。

カメラには数分にわたりホスト達のはしゃぐ姿が映されていた。

ただ、気になったのはカメラを向ける彼女が一瞥いちべつすらされていなかったことだ。

撮影前に感謝されていたのかもしれないし、単に店内では提供者を明かさない決まりなのかもしれないが、妙に違和感があった。

これは男としての勘だが―――彼女は見くびられている

「サービスショットくらいくれてもいいのにね。」

と言うと案件は、

「私は彼の成功を応援しているの。だからそれでいい。」

と引きつった笑顔で答えた。


↑そのシーン。

この発言から、彼女の応援へのアフターフォローはないと読み取れた。あっても次をせびるための布石だろう。

それでも彼女がこの男に尽くすのは”好意”を寄せているからだ。

だが、失う覚悟を持って告白する勇気がないので無意識に”厚意”にすり替えて応援している。(傷つかずに振り向かせたいと密かに願いながら。)

「でも言い寄られたら付き合うんでしょ?」

恋愛感情そういうのじゃないから。」

即座の否定。この自分の内面を覗こうともしない姿に「仕上がって・・・・・んな。」と率直に感じた。

と同時に、このやりとりに既視感を覚えた。

そう。それは非モテ男が女の偶像に貢いでいる姿。これはその女版で、彼女もまた非モテなのだ。
非モテ女のイメージ図
これはティモテ・・・。

彼女も見返りがないまま身を削り、限界まで相手を肥やすだろう。

おごるほどにおごられ、やがて異様な光景と化してもそれを褒美ほうびだと認識するようになる。

彼女はもっと自尊心を労わるべきなのだ。

だが、それをここで指摘するのはおかど違いというもの。私は今からギラつくだけ―――。

ちょうどその時、案件のスマホに「もう店入れるから来なよ。」と”推し”から通知が届いた。

「行かなきゃ。」(使命感)

25時までまだ時間はあったが、案件の意識がそっちに向いてしまったので 準即 に切り替え。

案件は「明日の夜なら空けられそう。」とのことで、Lゲし放流。遊び用のアカウントなのか名前が記号の羅列られつで読めなかった。

布団で大の字になり、1声かけ目でLゲした夜職案件の画面を表示する。

そろそろ仕事が終わる頃だが未読のまま。好反応に気を良くしてLゲ後に 和み 忘れたのが悔やまれる。

「私も驕ったな。」

そう呟いて ザオラル の文面を考えていると、いつの間にか眠りに落ちていた。

RESULT
郡山市スト 18時~24時半 10声かけ2連れ出し 坊主

出費:
駐車料金 700円
朝食代 370円
銭湯代 600円
コインランドリー 600円
唐揚げ&ハイボール 424円
居酒屋 2984円
バー 0円(奢られ)
おつまみ 241円

計5919円
歩数:20356歩

旅ナンパ東北()編「9日目」郡山市3に続く。

 

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