この記事は、
の続きです。
ザ・リッツ・カールトン大阪に到着した私と女医。
↑外観から伝わるクラシカルで格調高い装い。
中に足を踏み入れた瞬間、上質で心地よい空間に包まれます。
鍵を受け取り部屋に案内されると、
しばし寛ぎ、
(数あるメニューの中から敢えて)カレーをチョイスし、食べるw
食後はスパ&フィットネスで汗と老廃物を流し、夜には女医と共に「ザ・バー」へ。
2人はここで生演奏を聴きながらレアなウイスキーと葉巻を愉しみ、
↑画像はモヒート。カクテルも1つ1つに趣向が凝らされており、注文するのが楽しみでした。著名人もいましたよ♪
優雅で刺激的なひと時を過ごした。
その後、部屋に戻って寝支度をしていると女医の部屋に呼ばれた。
部屋に入ると、女医は風呂上がりのガウン姿でソファに腰掛けていた。
そして少し横にずれて、「こっちに来なさい。」と隣に座るよう促し、「もう少し呑みましょう。」と言って一気にショットグラスを飲み干した。
女医の隣は甘い匂いがし、横顔は赤かった。
視線を下げるとガウンは内腿まで捲れていて下着が見えそうだ。
・・・いや、身に付けてないのかもしれない。
大阪の夜景を眺めながら深夜の談笑。女医から始めるアダルトトーク。
ゲット するには最高のシチュエーションだ。肩を抱き寄せればそのまま身を預けてくれる気がする。
「今まで私に色々としてくれたのだから・・・」と私は女医の肩の後ろに腕を伸ばした。
・・・が、踏みとどまった。
彼女の気質上、1度でも体の関係を持てば”交際”とみなされ、一生のご縁となるだろう。
今後も女医から常に連絡を求められる「束縛」の日々にきっと私は耐えられない。もし途中で逃げだせば、探偵を使ってでも追ってくるだろう。
それに私は自分の力でパートナーを見つけたい。ナンパで色々な女性と巡り合い、魅了し、選びたいのだ。
だから女医とはこれ以上の関係になれない。
結局女医が”寝落ち”するまで呑んで、初リッツは終わった。
↑気付けば外は白んでいましたw
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その後、私は勤務先を退職し無職になった。時間に余裕はできたが女医の体調が悪化していたため、会う頻度は変わらなかった。
女医は気が滅入っているのかLINEに悲観的な内容が増え、”自殺“という言葉も混じるようになった。
ただ、私と会っている時は落ち着くようで、療養と称してよくドライブ旅行に出かけた。
↑ラグジュアリーホテルや避暑地、温泉旅館など。
宿泊するたびに女医の部屋で共に過ごしたが手は出さなかった。私は”お抱え運転手“という役割をきっちりとこなしていた。
そんなある日、ドライブ途中に立ち寄った百貨店で腕時計を見ていると、
「どれがお好みかしら。」と訊かれた。
私は腕時計に疎いので、「これなんて良いですね。」と単にデザインで選んだ。
すると女医はその腕時計を指差し、店員に「これを下さい。」と告げた。
「いや、別に欲しいと言ったわけでは・・・。」
「これだったのよ。」
「へ?」
「あなたには何かが足りないと思っていたの。これだったのよ!」
興奮気味に話す女医に気圧されていると、店員が私の左腕に腕時計を嵌めブレスの調整をし始めた。その横で他の店員が万札の束を紙幣計数機で数え始めた。
私はその光景をただただ茫然と見ていた。
こうして、私の左腕に腕時計が巻かれることになった。
そのブランド名は、「ROLEX」だった。
「・・・良いんですか?こんな高価なもの。」
「何言っているの。」
「え?」
「これは投資よ。あなたは未来が約束されているわ。」
そう言って女医は満面の笑みを浮かべた。その表情は確かに打算的だった。
「これで完璧だわ!さあ、今度は東京の“リッツ“に行くわよ!」
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東京のリッツは3ヶ月後。それまで2人は宿泊当日をどう過ごすかタイムスケジュールを練った。
するとどうやらパトロンは友人とディナーをするらしく、私は3時間ほどフリーになることがわかった。
なので私はその時間帯に密かに アポ を組んでいた。
相手は以前金沢の 昼スト で 連れ出し & 番ゲ していた1人旅 案件 。東京港区のOLで、「私が奢るから(実際支払うのはパトロンだがw )一緒にリッツで過ごそう。」と誘い、OKをもらっていた。
↑案件との当時のやりとり。(金沢ナンパの攻略法→金沢ストリートナンパ~地元子と旅行者を紐解く~)
しかし、そのアポへの期待を嘲笑うかのようにパトロンはパッタリとリッツの話をしなくなった。当然、話は進展しない。
さらに、普段のドライブ旅行の出費を勿体ぶるようにもなった。
きっと私に費やせるお金が尽きてきたのだろう。実際、パトロンは体調不良による欠勤続きで収入が減っていた。
下心が満たされない不満もあるはずだ。
結局、パトロンとのリッツは延期になった。
(港区OLとのアポはしましたw その記事→錬vs港区OL「ザ・リッツ・カールトン」アポ)
そろそろ潮時か―――。自腹を切ってまでパトロンに付き添う必要はない。
私はまず会うのを控え、LINEの返信も減らしていった。怒涛の如く返信の催促が来たが、少しずつ減り、やがて来なくなった。
パトロンは私に豊富な知識と教養と経験をくれた。しかし、「束縛」というたった1つのマイナス面が疎遠になる理由となった。
人の魅力は差し引きゼロにはならない。そう実感した出会いだった。
また、魅力的であれば女性は尽くしてくれることも経験できた。そして、尽くす側が辛い思いをすることも。
だから私はもっと自分を磨いて女性経験を積み、尽くされる側になろうと決めた。
エピローグ
パトロンからの連絡が途絶えて数ヶ月。
返信をしていないだけで関係が解消されたわけではない。支給品について言及がないことからも、私はまだショーファーのままだろう。
もし私の未来が約束されていると言うのなら―――。送別会の時に話した”出会う前の相性診断”で収益を上げ、自分で買ったアウディでパトロンのもとを訪れよう。
そして花束を差し出し、開口一番こう言うのだ。
「I succeeded(私は成功した)」と。
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1919誠二さん お久しぶりです!コメントありがとうございます(∩´∀`)∩
多分、人によって取る選択肢は違うと思いますし、私自身これで良かったのだろうかと思うこともあります。
ですので、1919誠二さんが同じ行動を取られるのなら、支えや励みになります。
これからは、自分の選択が正しかったと行動で証明していくしかないと思っています。
束縛、自由、お金、について考えさせられました。
この記事を見て羨ましいとか勿体ないと思う人もいるかもしれませんが、僕も練さんと同じ行動を取ると思います。
自由とはかけがえのない事なんだと再認識しました。
匿名希望さん
はいw共にしませんでした。後々のことを考えるとできなかったですね・・・年齢は明かせないです、すみません(・。・;
次回もお楽しみに!
1夜は共にされなかったんですね!女医さんは60代とかですか?
次回も楽しみにしてます